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セラジネラ sp.ジャーテ
マレー半島各地で色々なセラジネラを見て回りました。この産地でも複数タイプの個体がみられ、
その中でも目を引いたセラジネラがこの個体です。
大きな木や草の影になり暗い場所でしか見つからない色をしています。
全身銀色の膜で覆われているような色合いの個体。
真っ白にしか見えないセラジネラ。
すぐ下に緑色のセラジネラもありましたが、慎重に剥がしてみたら、どこも繋がっていない別個体でした。
この白や銀に見えるのは色素ではなく、細胞内に気泡を作って効率よく光合成が出来る量の光を調整していると言われています。
他の地域でも同じような色をしたセラジネラがありました。
育成下でもこの色は維持できるようですが、少し光の量を調整して適切な光量を見つけないといけません。
種類自体は丈夫で容器内栽培では育成も簡単です。