Sarawakia cf. petradoxa Kalimantan Barat K0825


常時流水がある岩盤表面に自生し、周囲は約20 mほどの高さの岩壁に囲まれた超ジメジメ環境のみで確認。最初に見つけた場所から周囲約5kmの範囲内5箇所で発見し、全て同じ環境。滝の直撃流に耐性は無いようで、水飛沫や岩肌を伝って滴る弱流水域にのみ着生。
根は岩盤の亀裂の隙間に入ることで草体を固定し、苔の中に根を張っている様子はなく、岩盤に弱く着生しているよう。葉表面の凹凸構造は、流水を分散してるっぽいけど、成熟個体では凹凸が不鮮明に。葉は柔らかく、落下物などで簡単に裂けやすい性質。分布は水面直上の最下段の滝に限定され、上位の滝には一つも生えていなかった。
何とこの見た目で葉挿し可能。さらに銀個体群も発見。
別種との自然交雑と思われる個体。
ブセファランドラとの自然交雑と思われる個体。
全ての場所で混生していたのでもっと意識して探せば良かった。