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自由なサイズで置き場所に合ったケージを作りました
今回のケージの詳細。
・横1800mm×奥500mm×高710mm・材料費9920円
コンパネ1380円×3枚
プラ段(クリア)1880円×2枚
レールみたいなん628円×2本
コーキング200円くらい
(ちっさいネジ値段忘れた)
作るのは簡単すぎて、特に説明するほどでもないですが、作業手順と気を付けた方がよいことなどを記しておきます。
・材料を揃える
寸法が決まったら、ホームセンターでコンパネを切ってもらいます。
家で切ると時間がかかったり歪んだりするので、ここはカット料金を支払っても切ってもらった方が良いと思います。
で、家で組み立てます。
多少、隙間があっても全て後からコーキングをするので大丈夫。多分。
・最重要ポイント
箱が組めたら、コーキングです。
この作業で下手をこくと何もかもお釈迦です。
趣味人生が終了するくらいの大惨事になるので気を付けましょう。
コンパネの接合個所は全てコーキングでガードしていきます。
(板のカット面に水が付くとそこから腐ってきます。)
前面のカット面もコーキングを塗って防水します。ここは後からレールを置きますが、水が染み込むとヤバいので忘れないように処理しましょう。
・レール(要確認)
このレールみたいな材料ですが、商品名が【壁見切りセット1820 ネ】と書いています。
自分には何の部材なのか分からないですが、樹脂っぽくて扱いやすいので使いました。
まぁこの形なら何でもいいと思います。
このレールを設置するときに、ネジで止めていますが、ネジ穴から水が染み込むのと、錆び防止の為にここもコーキングで防水します。
後、水抜き用に内側の両端を切っときます。
・天井
今回、天井は一面プラ段にしていますが、コンパネでも良かったかもしれません。
次回はコンパネを照明の部分だけ切り抜いて、その部分をプラ段にする方法で作ってみようと思います。
プラ段を大きな面積で使うとたわむので、アルミレールなどで補強する方法も有りだと思います。
今回のケージは部屋の天井に近かったので、補強は吊り下げ式にしました。
・扉
プラ段のたわみを利用して扉をはめます。
プラ段の向きはどちらでも問題ないです。
縦のケージも横のケージもありますが、特に使用感に差はないので、見た目で決めて良いです。
完成!
これで、防水性の自由な箱が完成です。
後は、ぶち込みたい生体に合った器具などを用意するだけ。
ガラスケージと比べると見た目はだいぶアレな感じですが、自由度が高くて人によっては使いやすいと思います。
※追加オプション※
・水耕栽培
うちでは、水耕栽培に使っているので、セッティングの紹介を。
水耕栽培の良いところは、世話の時間が減るのと、成長速度のコントロールがしやすいように感じます。
この写真だけで、全て丸解りだと思いますが、
ぐにゅぐにゅ曲がるブクブクと猫除けのやつと人工芝を使っています。
エアーポンプは水作の水心SSPP-2Sを一つ使用しています。
音が静かでパワーもあるので最高です。
猫除けの上に人工芝を使っていますが、特に意味はないです。
鉢が安定すれば何でも良いので、切り売りの鉢底ネットとかでも代用できます。
植物の葉の裏側の葉緑体は緑色光の波長の変換効率が高いらしいので地面を緑色にしています。
鉢底ネットも緑バージョンと黒バージョンがありました。
・LED照明
コトブキのフラットLED1200と900を使用しています。
光量は距離とプラ段による拡散でBegoniaやHomalomenaには丁度良い感じになっていると思います。
アグラには少し暗いかもしれないので、灯具を追加するか、ケージの高さを低く設定する。
エアレーションをしているので、扉の隙間次第で湿度の調整も簡単です。
ジメジメ系をある程度育てている方なら、調整は感覚で出来ると思います。
面白そうですか?
これだけ大きいと温室みたいで色々出来そう。
熱帯魚用のクーラーを繋げてクール系?
ちっさいファンを付けたりしたら、何が出来るだろう。
成長しなかったあのシダも、秒で溶けたあの蘭も、永遠に増えない高地ソネリラも。
工夫の余地があれば色々想像できますね。ピッ。