原種Homalomena雑種第一代(F1)
原種ホマロメナ二種間での人工授粉記録です。下記の原種を用います。
雌親:Homalomena cf.humilis
産地:Sekadau
入手:2018、個人輸入(他)
個体の特徴
根 :普通。
茎 :濃い赤色。
葉柄:濃い赤色から赤褐色。
葉 :長めの卵型。通常の天鵞絨葉タイプで、茶色味がかった暗めの緑色。
葉身:約8cm
新葉:濃くはっきりした赤色の天鵞絨葉で展開する。
花 :仏炎苞は濃く暗めの赤色。
雄親:Homalomen cf.humilis “銀波”
産地:Sumatera utara
入手:2017、個人輸入(自)
個体の特徴
根 :普通。
茎 :薄い緑色。
葉柄:薄い赤色から薄い緑色。
葉 :長葉で強く波打つ。天鵞絨と艶が同時に発現した明るい銀色。
葉身:約15cm
新葉:艶のある明るい緑色で展開。
花 :仏炎苞は濃い緑色。
人工授粉:2018.06.11
授粉成功:2018.07.18 ※未熟
下記の写真は受粉作業から37日目。
花軸が根本で黒くなり腐ったように枯れていたので、取り除いて種子の確認をしたところ、未熟ながら数粒結実が確認できた。
同時に4個の蕾に受粉作業をし、放置していたので、結実しなかった花から細菌が伝染した可能性がある。
結実果実数:1個
種子数 :9個
播種:2018.07.18
ガラス瓶にサランラップをして密封し、明るい場所で管理。
材料はバーミキュライト単用。
この後、発芽せずに失敗。