雌親:Homalomena sp.“Aluminum”
産地:Kota Payakumbuh Sumatera Barat
入手:2017.12.31、個人輸入(他)
個体の特徴
根 :気根が出やすく表面は着生蘭の根に薄いスポンジ状になり、太く硬い。
茎 :葉の大きさに比べ節間が開きやすく、暗い緑色。
葉柄:暗い緑色から赤色。新葉の葉柄はピンク色から赤色に染まり、成熟と共に暗い緑色に変化する。
葉 :卵型で広葉。艶葉で天鵞絨無し、ラメ無し。表面は銀色。葉裏は極薄く赤味のある白っぽい緑。主脈は比較的赤味がある。
葉身:約8cm
新葉:アイボリー色で上がり、葉はシャンパンゴールドのような金色に近い色で展開し徐々に銀色に変化していく。
花 :仏炎苞は赤い縦線がある暗い緑色。
雄親:Homalomena sp.
産地:Riau sumatera
入手:2017、個人輸入(自)
個体の特徴
根 :普通。
茎 :暗い赤色。
葉柄:暗い赤色。
葉 :縁が強く波打っていて少し長葉。天鵞絨葉でラメ有り。表面は明るい緑色。葉裏は緑。
葉身:約6cm
新葉:さらに明るい緑色で上がりラメと天鵞絨がある状態で展開する。
花 :仏炎苞はアイボリーホワイト色。
人工授粉:2018.05.15
受粉成功
下記の写真は受粉作業から50日目。
種子完成:2018.07.16
フルーツが無事に完熟したようで、爆発しました。
下まで落ちる前に発見したので全量採取。
受粉作業から61日目。
結実果実数:10個
種子数 :62個
播種:2018.07.16
ガラス瓶にサランラップをして密封し、明るい場所で管理。
材料はバーミキュライト単用。
発芽:2018.07.31
播種から1週間ほどで動きがありましたが、約15日で3分の2ほど発芽が確認できました。
写真:2018.08.09
少し葉が大きくなってきて単子葉類っぽさが見えてきました。
写真:2018.10.27
写真:2019.02.12
少し大きくなってきたので一株づつ鉢植えにしていく。
写真:2019.05.10
見た目に個体差が現れ始めた。
写真:2019.05.25
現状で特に綺麗な個体。
期待していた両親の特徴が上手く混ざったような表現。
写真:2019.06.22
色の個体差が分かる程度になってきた。
緑、赤、緑銀、赤銀のほぼ全色が出現し、雌親の特徴であるエッジもフリルもほぼ全個体に受け継がれている様子。
雄親の特徴であるラメ感もいくつかの個体で確認できる程度になっているので、両親の良い特徴が上手く混ざっている。
写真:2019.09.23
大きくなったので選別しました。
写真の株は廃棄。
→選抜株